相談する
ホーム メディア 不動産ソリューション 暮らしと不動産 相談する
遺品整理 | 公開日

遺品整理業者の選び方|許可・見積もり・トラブルを防ぐ確認事項

業者の種類

大切な方を亡くされたあと、実家やお部屋の遺品を整理しなければならない場面が訪れます。気持ちの整理がつかないなかで、ご自身だけで進めることが難しく、業者への依頼を考える方も少なくありません。焦らず、確認すべき点を一つずつ見ていきましょう。

遺品整理を扱う業者には、次のような種類があります。名称は似ていても、できる範囲や許可の有無が異なります。

  • 遺品整理を専門に行う業者:仕分け、搬出、清掃までを一括して引き受けることが多い
  • 不用品回収・片付けの業者:家財の搬出と処分を中心に行う
  • 買取を行う業者:価値のある品物を買い取り、費用から差し引く場合がある
  • 引っ越しや清掃の業者:荷物の整理や清掃の一部を請け負う

同じ「遺品整理」をうたっていても、仕分けを丁寧に行う業者もあれば、搬出と処分が中心の業者もあります。何を、どこまでお願いしたいのかを先に整理しておくと、業者を選びやすくなります。

遺品整理の始め方や進め方の全体像は、滋賀で遺品整理を進めるにはで整理しています。費用の考え方については、遺品整理の費用相場と考え方も参考になります。

確認したい許可・資格

遺品整理では、家財の処分や買取が伴うため、法令にもとづく許可が関わる場合があります。確認したい項目は、次の3つです。

一般廃棄物の収集運搬の許可

家庭から出る一般廃棄物(家財など)の収集運搬は、市町村の許可を受けた者などが行う必要があります(廃棄物処理法。2026年10月時点。出典:環境省)。遺品整理で出る家財の多くは、この一般廃棄物にあたります。

許可の有無は、業者の説明だけで判断せず、確認することが大切です。許可を受けているかどうか、許可が自分の住む市町のものかについては、各市町の廃棄物(ごみ)の担当窓口で確認できます。許可の内容や、委託できる範囲は、市町によって取り扱いが異なる場合があるため、依頼する前に問い合わせて確認します。無許可の業者に依頼すると、処分が適切に行われないおそれがあり、依頼した側が困ることもあります。許可の確認の際は、許可番号や有効期間を、業者に提示してもらうとよいでしょう。

古物商許可

遺品の中の品物を買い取ってもらう場合は、買取を行う業者が、古物商の許可を受けている必要があります。許可は、古物営業法にもとづいて公安委員会が出すもので(2026年10月時点。出典:警察庁)、買取を伴わない依頼では、確認する必要がない場合もあります。買取を依頼する場合は、業者に許可の番号を示してもらい、確認します。許可に関する問い合わせは、業者の営業所がある都道府県の警察(古物商許可の担当窓口)で受け付けています。

買取の金額は品物の状態や需要で変わるため、見積もりの段階で、買取額が費用からどのように差し引かれるのかを、書面で確認しておくと分かりやすくなります。故人が大切にしていた品物は、買取に出すかどうかを、ご家族で話し合ってから決めても遅くありません。

民間の認定資格

遺品整理に関する民間の認定資格を持つ業者もいます。ただし、これは法令にもとづく許可ではなく、民間の団体が独自に定めた資格です。資格があること自体が、仕事の質や料金の妥当性を保証するものではありません。

資格の名称や内容が分からない場合は、どの団体が認定しているのか、どのような知識や技能を証明するものなのかを業者に尋ねてみましょう。資格の有無だけで業者の優劣を判断するのではなく、説明の丁寧さや見積もりの内容も含めて、総合的に判断することが大切です。遺品を丁寧に扱う姿勢や、ご遺族の気持ちに配慮した説明があるかどうかも、安心して任せられる業者を選ぶ際の判断材料になります。

見積もり・契約の確認

見積もりは、複数の業者から取って比べると、内容の違いに気づきやすくなります。1社だけで決めず、できれば現地を見てもらったうえで、書面で見積もりをもらいましょう。

見積もりで確認したい主な項目は、次のとおりです。

  • 作業の範囲:仕分け、搬出、処分、清掃のうち、何が含まれているか
  • 料金の内訳:人件費、搬出費、処分費、車両費などが分かれているか
  • 追加費用の条件:作業中に量が増えたときなど、料金が変わる場合の説明があるか
  • 買取の扱い:買取額が、料金からどう差し引かれるか
  • 作業の日程と、作業に立ち会えるか

契約を結ぶ前には、契約書の内容を最後まで読みます。キャンセルの条件や、作業後のトラブルへの対応、遺品の取り扱い(貴重品が見つかったときの連絡など)についても、確認しましょう。

費用は、部屋の広さや荷物の量、作業内容によって大きく異なります。費用の目安を確認する際は、金額だけでなく、見積もりに含まれる作業内容もあわせて確認しておくと安心です。

トラブルを避けるポイント

遺品整理では、残念ながら、料金や作業をめぐるトラブルが起きることがあります。次の点に注意すると、トラブルを防ぎやすくなります。

  • 電話や訪問で、その場での契約を急かされたら、いったん保留にする
  • 見積もりが極端に安い場合は、あとから追加費用が発生しないかを確認する
  • 許可や資格を尋ねても、はっきり答えない業者は慎重に考える
  • 作業を始める前に、残したいもの・処分したくないものを、はっきり伝える
  • 作業の途中や終了後の確認の方法を、あらかじめ決めておく

大切な品物が間違って処分されることのないよう、残したいものには目印をつけたり、先に別の場所へ移したりして、間違いを防ぎます。

遺品の中に不動産の権利書や契約書が見つかることもあります。不動産の相続については、滋賀で不動産を相続したらで手続きの流れを確認できます。お墓についてのご不安は、滋賀でお墓のことを考えるときも参考になります。

業者選びに不安があるとき

見積もりを受け取ったものの、その業者に任せてよいか不安なときは、次のように整理してみてください。

  • 許可や資格について、確認した内容を書き出す
  • 複数の見積もりを、作業の範囲をそろえて並べて比べる
  • 気になる点を、業者に質問して、答え方を確かめる

説明が丁寧で、こちらの気持ちや事情に耳を傾けてくれるかどうかも、大切な判断材料です。急いで決める必要はありません。

許可の内容は、各市町の廃棄物の担当窓口、契約や勧誘に関する不安は消費生活センターなど、確認先を分けて相談できます。ご自身で判断することが難しいときは、親族や、信頼できる第三者にも話を聞いてもらってください。ご自身のペースで、納得できる形を探していきましょう。

ひとりで抱え込まず、ご事情に合わせて事業者をご案内することもできます。必要なときは、ページ内の相談窓口をご利用ください。

「遺品整理」の記事一覧へ戻る

不動産・暮らしについて相談する

自分に合った事業者を知りたい、複数の事業者を比較して検討したいという方へ。
現在の状況やご相談内容をお聞かせください。Terra Keystoneが内容を整理したうえで、
相談内容に応じた提携事業者をご紹介します。