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税務・お金 | 公開日 | 更新日

不動産と暮らしのお金・税金の基礎知識|購入・売却・相続・賃貸で押さえるポイント

税金の全体像と購入時の税金

不動産に関わる税金は、場面ごとに種類が変わります。まずは、「どの場面で、どんな税金があり、どこが課税するのか」を整理しておきましょう。この記事では、税目と、課税する機関(課税主体)、確認先を紹介します。税率、特例、控除の額は、ここでは取り上げません。内容は変わることがありますので、最新の情報は国税庁や税務署、税理士にご確認ください。

不動産を購入したときには、主に次の税金が関わります。

税金 課税する機関 概要
不動産取得税 都道府県(滋賀県の県税事務所) 不動産を取得したときにかかります
登録免許税 国 所有権の移転などの登記を行うときにかかります
印紙税 国 売買契約書などの文書を作成するときにかかります
消費税 国(地方消費税を含む) 事業者から建物を購入するなど、一定の取引でかかります

不動産取得税は都道府県が課税し、納税の通知は購入後しばらくしてから届きます。登録免許税と印紙税は国、不動産取得税は都道府県と、課税する機関が分かれていますので、納付先や問い合わせ先も税目ごとに異なります。購入の流れや、諸費用の考え方は、滋賀で不動産を購入するときの流れと注意点で整理しています。

購入後に関わる控除の基礎知識は、住宅ローン控除の条件と基礎知識で整理しています。

保有中の税金

不動産を持っている間は、毎年以下の税金がかかります。

税金 課税する機関 概要
固定資産税 市町 土地・建物の所有者にかかります
都市計画税 市町 一定の区域内にある土地・建物にかかります

固定資産税と都市計画税は、毎年、市町から納税通知書が届きます。不動産取得税は都道府県税、固定資産税は市町村税です(2026年10月時点。出典:総務省、国税庁)。固定資産税の通知や、評価の内容についての疑問は、不動産が所在する市町の税務担当窓口に問い合わせます。税率や特例は変わることがありますので、最新の内容は各機関でご確認ください。

毎年の税金の仕組みは、固定資産税と都市計画税の基礎知識で整理しています。

売却時の税金

不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合は、所得税と住民税の対象になります。所得税は国、住民税は都道府県と市町が課税します。売却した翌年に確定申告を行うのが基本です。

売却では、そのほかにも次の税金が関わります。

  • 印紙税:売買契約書を作成するとき(国)
  • 登録免許税:抵当権の抹消登記など、登記を行うとき(国)

自宅の売却などでは、一定の条件のもとで、税金の負担を軽くする仕組みが用意されている場合があります。適用の可否は、条件や時期によって異なります。売却の流れは、滋賀で不動産を売却する流れと注意点で整理しています。売却を検討する段階で、税務署や税理士に相談しておくと、手元に残る金額の見通しを立てやすくなります。

売却の税金を確認するときは、売却した価格だけでなく、購入したときの費用や、売却にかかった費用の記録も必要になります。契約書や領収書は、手元に残しておきましょう。売却にかかる費用の内訳は、不動産売却にかかる費用で整理しています。

相続・贈与の税金

不動産を相続したり、贈与を受けたりしたときは、次の税金が関わります。

税金 課税する機関 概要
相続税 国 相続により財産を取得したときにかかります
贈与税 国 贈与により財産を取得したときにかかります
登録免許税 国 相続登記や、贈与による登記を行うときにかかります

相続税と贈与税は、いずれも国の税金で、申告の窓口は税務署です。相続税や贈与税は、申告や納付の期限が定められています。申告が必要かどうかは、財産の内容や、相続人の状況などで変わります。なお、住宅の取得のための資金の贈与を受けた場合には、贈与税の特例が用意されている場合があります。適用の条件は細かく定められていますので、事前に税務署や税理士にご確認ください。

相続した不動産の評価の見方は、不動産の相続税評価の基本で整理しています。

賃貸経営の税金

不動産を貸している場合は、次のような税金が関わります。

  • 所得税・住民税:家賃収入から経費を差し引いた「不動産所得」に対して課されます。毎年の確定申告で申告します
  • 固定資産税・都市計画税:保有している間、毎年かかります
  • 消費税:事業として一定の取引を行う場合に、関わることがあります
  • 登録免許税・印紙税:登記や契約を行うときにかかります

経費にできる項目や、建物の取得費用を経費にしていく「減価償却」の考え方は、国税庁の公開情報で確認できます。賃貸経営の収支の整理は、滋賀で賃貸経営を見直すも参考になります。

申告のときに使う資料は、家賃の入金記録、経費の領収書、借入の返済予定表などです。普段から整理しておくと、申告の時期に慌てずに済みます。

よくある質問

Q. 確定申告が必要かどうか分からないときは、どうすればよいですか。

不動産を売却したとき、賃貸で家賃収入があるとき、相続や贈与を受けたときは、申告が必要になる場合があります。必要かどうかは、契約書などの資料を持って、税務署や税理士に確認しましょう。

相談先の選び方

税金やお金の相談は、内容に合わせて相談先を選びます。

相談したいこと 主な相談先
税金の制度、申告の手続き 税務署、国税庁の相談窓口
不動産取得税 滋賀県の県税事務所
固定資産税・都市計画税 不動産のある市町の税務担当窓口
個別の事案での税額の計算、節税の相談 税理士
住宅ローンや資金計画 金融機関、ファイナンシャルプランナー

税金の仕組みは、「いつ」「誰に」「どの税が」かかるかによって変わります。節税の方法は、状況によって異なり、「この方法なら得になる」と一律に言えるものではありません。判断に迷ったときは、早めに専門家へ相談することで、後から不利にならないように備えられます。

法律面の基礎知識は、不動産・住まいに関わる制度と法律の基礎知識で整理しています。税務・お金のほかの記事は、税務・お金の記事一覧からご覧いただけます。

制度の確認は公的機関が中心になりますが、手続きを任せる事業者を探す段階では、ページ内の相談窓口もご利用いただけます。

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